5月5日は端午の節句✾


「端午の節句」とは男の子が無事、健康に育つことを願ってお祝いする行事のことです。
五月人形(鎧飾り・兜飾りなど)や鯉のぼり、そして菖蒲の花を飾って、
ご家族が料理やお酒を楽しみながら男の子の成長を祝います。

 

 

◇飾る時期
5月5日を過ぎたら節句人形は片付けるもの、というお声をいただきますが、
実は、5月5日を過ぎても飾っていただいて大丈夫なんです!
春分の3月20日~5月中旬までの期間、飾ってくださいね。

 

◇節句お祝いのお返しは?
初節句でお祝いをいただいたら、お子様のお名前で内祝いをお返ししましょう。
一般的にいただいた金額の三分の一程度おお菓子などを用意されることが多いです。

 

◇何歳まで飾るの?
成人を示す儀式である「元服」(15歳)まで飾るのが、一般的です。
男の子が無事に成長するのを願って飾るものなので、
何歳になっても飾って楽しみいただけます。

 

 

 

◇端午の節句に食べられる食べ物の意味を知っていますか?

【ちまき】
中国では古くからちまきは邪気や厄を払うものとされており、
厄除けをするためのものとして日本に伝わってきました。
また、近畿地方より西の地方ですと柏の木が自生していないこともあり、
ちまきが主流になったともいわれています。


【柏餅】
柏の葉は、古くは神様のお供え物を置くために使われていたもので、
柏は神聖な木とされていました。また、柏の葉は新芽が出ないと
古い葉が落ちないという特徴があり「血筋(後継)が途絶えない」と
いう意味から子孫繁栄の願いが込められています。


【赤飯】
古くから赤いものには邪気を払う力があるとされ、祭りやお祝いには
赤飯を炊くのが一般的でした。小豆にも邪気を払い厄除けの力が
あるとされ、健康でまめに働くという意味もあります。